2010年10月29日金曜日

『Lead & Read vol.6』新紀元社

書名:Lead & Read vol.7
著者:片山泰宏、狩岡源、齋藤高吉
ISBN:4-7753-0722-9
例によって(略)
デモンパラサイトは、自分の印象ではあまりできがよくないという印象だったのだが、リプレイが結構シリーズ化していたり、サプリメントが出ているので以外にいいのかもと見直しました。でも、ダブルクロスとかなり世界観がかぶり、こちらの方が後出しなので、、、
ガンドックゼロはシリアスかつガチガチにプレイするシステムだと思っていましたが、今回のリプレイを見た限りでは英雄的というか演出重視でもプレイ出来るのだなぁと、これがいいのか悪いのかは悩みどころ。でも好きな雰囲気なのでこの中では一番楽しく読めました。
迷宮デイズは、システムはおいておいて、プレイの内容がGMがPCをぎりぎりまでいじめるというプレイは、昔々のD&D赤箱の時のプレイを思い出しました。身内でヒーヒーいいながらプレイするのは楽しいと思いますが、商業誌に載せるレベルかというと疑問。読み物として楽しい?著者のセンスに少々疑問を持つ。いや、迷宮シリーズはこれを目指しているのだとしたら、買わなくてよかった。

2010年10月28日木曜日

真・女神転生TRPGリプレイ「夕闇の少女」

昔々のプレイリポートで他サイトに晒していたものだけど、整理がしたいのでこちらに転載。(もう20年以上前なんだよね~。)
システムは、アスキーから出版されていた最初の真・女神転生RPGで、あれは、まともにキャラクターを作成するのも大変なシステムだったなぁ。
B.G.;Japan,200X,AD
SYS;Sin Megami-Tensei Role Playing Game
G.M.;Musashi

トラブルメーカーが最も怒っている。

AD200X年、世には「デビルバスター」というゲームにより悪魔が出没していた。
悪魔出没の事実を知らない人たちでさえ、身にまわりで起こる不気味な、あるいは凄惨な事件に直面することが増えていた。
多くの人は「世紀末だから」と、関心を示さなかったが、中には、平和な日常に隠された真実を知り、邪悪な陰謀にいどむ勇気ある人もいた。
名古屋のK里高校では、そのような人々は、理科部にオカルト班を創設し、精力的な(?)調査活動をしていたのだった。
そのメンバーは、
愛染明王の生まれかわり(?)山崎「部長」隆
中部地区最強(凶)の武闘家、堀江「熱血」裕美子
神霊エネルギーの使い手、勝原「恋多き」俊
ゴシップの鬼、直江「気功」武蔵
といった、一部はただの興味本意としか思えない連中であった。

10月5日
その年の文化祭、体育祭が終わり、わりと暇になった10月5日の放課後、いつものように図書館向いの部室で雑談をかわしていると、小柄なかわいい女生徒が尋ねてきたのでした。その子は「中島音々」と名乗ると、「大沢まきえ失踪事件」の調査を依頼したのだった。
中島に、知っていることを聞いてみると、
  • 大沢まきえ(3C)は大会でも入賞したこともある有力メンバー。
  • 昨日の夕方、女子更衣室でおこった。
  • 更衣室に入ると、少女らしき影がおり、その足元に大沢まきえが倒れていた。
  • 少女らしき影に真赤な目でにらまれて恐くなって逃げた。
  • 教師らと数分後に行った時には、藻抜けのからだった.
  • 大方の教師は家出のためのロ実だと思っている。 という内容であった。
 K里新聞に載るとか、活動報告書に書けるとか、様々な相談の後、PCsはこの事件の調査に乗り出すことにしたのだった。
早速、現場を調べると、部長は人形の皮みたいなものを見つけた。直江がこれを調べてみると、バービー人形などで使われている塩化ビニールだとわかった。また、通りすがりの女生徒が、「東山公園の古墳に怪しい人が出没する」と話しているのを聞きつけた。しかしこの日はもう遅いので各自帰宅したのでした。

 10月6日
 次の日は、まず放課に聞き込みを行った。得られた情報は、
  • 中島音々は大沢まきえを崇拝していた。
  • 大沢まきえは、小田崎学とっきあっていた。
の2つで、役に立つとは思えない情報であった。
 放課後は古墳を調べることにした。装備を整え行ってみると、そこは、ごみが散らかっていて汚いだけであった。怒った勝原が掃除をして、おじいさんにほめられたりした。
 調査に何も進展が見られないかと思ったその時、悪魔が現われたのだ。
 3体のバービークグツが木の上から「うっきいー」と飛びだし、通りがかったふたりの女生徒を襲ったのである。
 PCsは、はじめてみる悪魔に恐れおののきつつも、部長を中心に勇敢に戦いこれを撃退した。しかし、女生徒のうちひとり「樹梨衣奈」はつれ去られてしまった。そして、もうひとりの女生徒「乾綾」は、恐怖におびえていたので、家まで送っていった。
 バービークグツの皮膚を調べると、女子更衣室に落ちていたものと同じ材質のようだ。このころ、空が暗くなったので皆は帰ったのであった。
 
 10月7日
 昼放課、例によって部室に集まって調査の方針について相談していると、「露木麗子」と名のる女生徒が部室にやってきた。
 話を聞くと、昨日の夕方、木をつたっておりていた変な人形が、K里の制服を着た女の子を抱えているのを見た。「変な人形について知りたい。」ので調査に参加したい、ということらしい。仲間は多いほうがよい、ということで、調査に加えたのであった。相談の結果は、情報がたりないので、まだ何もわからない、ということになり、PCsは、情報収集をすると決めた。
 放課は、皆で分散して情報収集をしたのだった。得られた情報は、
  • 小田崎学は元理科部だが、嫌味で自分勝手な奴で、かってにやめていった。
  • 小田崎学は、なぜか女性にモテる。
  • 露木麗子と小田崎学は半年前まではつきあっていたらしい。
  • 樹、乾、笠原の3人はいつも一緒に帰る。
  • 乾綾と小田崎学は幼なじみ。
  • 笠原百合と小田崎学は3ヶ月前までつきあっていた。
 ということだ。「名前がでてくる女の子はみんな小田崎とつきあっている。」とPCsは思い彼を警戒することを決めた。
PCsは放課後、今度は矢尾先生の訪問を受ける。
 「屋上の魔法陣を描いたのはおまえらか?」
というのが用件らしい。全く身に覚えのないPCsは、「はぁ?」となり、「屋上に入ったこともない。」とつげた。
 思わぬ邪魔が入ったが、PCsは、昨日、露木さんが人形を目撃した地点の調査に向かった。
しかし、調査ははかどらず、山崎が地霊についての本を拾っただけであった。
 学校に戻り解散、と思うが校門の前でさきほど本で見た悪魔(ノッカーとブラウニー)が襲ってきた。装備の整っていないPCsは(ブラウニーのハッピーダンスに)かなわじと思い転進。ちょうどその時、発掘の出張に行っていた顧問の稗田先生が帰ってきた。
 稗田が何かをするのを見ると、悪魔は逃げていった。
 この日はまだ長く、「気をつけて調査すること」との杉本先生の呼出しのときに、保険室では更なる誘拐事件が起こったのだった。「キャー」という悲鳴が聞いたPCsは、保険室に向かったが、乾綾はつれ去られ、血を流した小田崎が倒れている。そこへ悪魔(マネキンクグッ、バービークグツ)が襲いかかってきたのだ。長い戦い(19R)の後、なんとか悪魔を倒した。小田崎学は目を覚ますと、「余計な手出しはするな」と、帰っていった。
 PCsは、杉本先生が呼んだ警官に事情聴取をきれた後、この日はうちに帰ったのだった。

 10月8日
 翌日の昼放課、部室に集まった面々はとりあえず今までの情報を整理した。
  • 被害者(大沢、樹、乾)は、女性で全員(?)小田崎と関係がある。
  • 犯行時間はすべて夕方。
 というところ、怪しいのは小田崎学か、だが決定的な証拠は存在しない。
一応、放課に更なる情報収集をしたところ、
  • 最近、笠原百合、乾綾、小田崎学がパソコン室によく出入りしている
  • 昨日の夕方、保険室の窓から少女を抱えた人物が、飛びだした。
 といったところだ。
 放課後、皆でパソコン室へ行ってみると、笠原百合と露木麗子が口論をしていた。聞き耳を立てると、笠原が露木に誘拐事件の犯人はあなただといっているようだ。口論が一段落したところで、PCsがパソコン室へ入ったところ、悪魔(ブラウニー、ノッカー)の襲撃を受ける。今回は前回と異なり装備が整っていたので、問題なく悪魔を倒したが、その時には、笠原は逃げ去っており、露木は、「こうなったらグズグズしてられない」という言葉と共に去ったのであった。
 一応、部長がパソコンを調べてみると、ハードディスク内に大きな容量のプログラムがデリートされていた。アンデリートの後、実行してみると、それは悪魔召喚プログラムであった。しかしPCsには、使い方がわからなかったので、こんな危険なものを学校に置いておいてはいけないと、再びデリートしたのだった。
 その後、小田崎と露木が屋上でなにかしている、というのを聞いたので、屋上を調査する事にした。 杉本先生から借りた鍵で戸をあけると予想された二人はおらず、少女の影が笠原百合をかかえて逃げるところであった。後には、マネキンクグツが残され、襲いかかってきたが、撃退。しかし、またしても誘拐が行われたのだ。
 稗田先生に報告へ行くと、「すべての事件が同一犯とは限らない。後で後悔しないように」と、アドバイスされる。確かにまとめてみると、クグツ使いの女生徒誘拐犯と、地霊使いの二人によって事件は起こされていた。しかし、怪しい人物は浮かび上がるが、犯人は特定できなかったので、調査をもう少し進めることにし、この日は下校したのだった。
 山崎は家に帰ると、小田崎からの電話を受け取ったのであった。
 「オカルト班の諸君、君達は露木麗子の本当の姿を知るべきだ。これから露木家を訪問するので、ご同道願いたい。7時にヒルズマートで待っている」
 かなり間抜けな電話だが、山崎は他の班員に連絡をしたのだった。勝原は罠だと主張し、全員で行動せず、二人ずつにわかれて行動することになった。山崎と堀江は小田崎についていき、残りの二人は、少し後からついていくことにした。稗田先生とは連絡は取れなかった。
 約束の場所にいくと、小田崎はすでに待っており、友人たち(大沢、樹、乾、笠原)を救いにいくので助けてもらいたい、とのこと。その時、クグッが木の上から逃げ去っていった。「君達がいることは麗子も知っているのだ、いまさら断われまい、いくぞ。」と、自分によっている小田崎にPCsはついていくことになったのだ。
 露木家につくと露木麗子はすでに表で待っていた。小田崎に加担するならあなたたちも死んでもらう、誘拐された少女たちのおかげで「夕闇の少女」が完成した、ということらしい。そう、ただの誘拐ではなく、誘拐殺人が行われたのだ。そして、襲いかかってきた。
 小田崎はほとんど戦闘に参加せず傍観していたが、堀江の活躍で、夕闇の少女を含めたクグツ5体と、露木麗子を倒した。
 だがそれだけでは終わらず、傍観していた小田崎は、インプ2体とともに、用済みになったPCsを(勝原の予想通り)消そうとしたが、逆に勝原の炎の魔法(アギ)によってインプは倒され、小田崎は逃げ去ったのであった。
 翌朝の朝刊には露木家の炎上と5体の死体に関する記事が掲載されていた。屋敷は灰侭に帰し、死体の身元確認も難航していた。死体のうち5体の中だ4体までが体の一部を鋭利な刃物で切除されていて、何らかの犯罪が行われたようだ、と結ばれていた。

 10月9日
 放課後、オカルト班のメンバーは昨晩のことを活動報告にまとめて、K里新聞への原稿を書いていた。
 「我々は今こそ人々が現実に目を向けることを願う。悪魔の存在は君のすぐ側なのだ。以下に載せる話は偽りではなく本当である。…(中略)…悪魔の存在を認めないわけにはいかない。今こそ人間は悪魔とどのように接していくべきかを考えるときである。」
 >>人物
†樹梨衣奈;1?。いつきりいな、と読む。
†乾綾;1Hの女生徒。小田崎と幼なじみ。勝原君の短い恋。
漆原美紀;茶道部。忘れられていた。かわいそう。
†大沢まきえ;3C。新体操部。足がきれい。
小笠原昭夫;生物教師。あんばいよう。
小田崎学;3Dのクラス一嫌味な奴。でも異性にモテる。女性問題発生機。
†笠原百合;1Hの女生徒。
勝原俊;1A。恋に敗れた。
杉本史子;理科部顧問の世界史教師。
†露木麗子;3Fの女生徒。狂っていました。
直江武蔵;1C。暇人の典型
中島音々;1Bの女生徒。かわいい。新体操部。大沢まきえを崇拝していた。
稗田霊一郎;オカルト班顧問の日本史教師。いいかげん。
堀江裕美子;2?。名前からは強そうには思えない。
松井智子;2E担任の体育教師。あとは語るまい。
矢尾勉;生活指導の世界史教師。男はみんな狼だ!
山崎隆;2?。オカルト班ぶちょー
渡俊彦;IE担任の社会科教師。

>>悪魔
夜魔インプlv6N/N使い魔
地霊ブラウニーlv2N/Lダヌー神族
地霊ノッカーlv5N/Lyヌー神族
マシンバービークグツlvlD/N使い魔
マシンマネキンクグツlv3D/N使い魔
マシンクグツlv8D/N使い魔
マシン夕闇の少女lv10D/N使い魔 。

主な参考資料は次のとおり
「真・女神転生」「真・女神転生Ⅱ」「真・女神転生if…」/アトラス
「真・女神転生必勝攻略法」/双葉社
「真・女神転生Ⅱ攻略の手引」「真。女神転生if…公式ガイドブック」など/ファミコン通信
「真・女神転生RPG基本システム」/アスキー出版社

関係諸氏の謝辞
場所;N大学
プレイヤー;I江氏、H江氏、Y崎氏

2010年10月26日火曜日

『Lead & Read vol.5』新紀元社

書名:Lead & Read vol.5
著者:門倉直人、朱鷺田祐介、岡和田晃
ISBN:4-7753-0703-8
2009年4月に発行されたリプレイ雑誌の第5号。
例によって安価に(略)
大江戸RPGアヤカシはシナリオが「ローズ・トゥ・ロード」の門倉氏だからかとても奥深い話になっていた。和歌あり、言葉遊びあり、判じ絵ありと非常に読み物としてすばらしいと思った。これを読んでしまうと自分にはとても遊べないシステムだなぁと腰が引けてしまう。まぁ、江戸ものにそれほど魅力を感じないので気にしない方向で。
深淵第2版もいい読み物でした。これまた残念ながらプレイしたことがないシステムなので本当にこんなに格好いい演出ができるシステムだと思うと感心しきりです。いや、深淵に関しては前に読んだのがおこんないでねの話だから、比較するのはなんなんだけど。
D&Dはエベロンで最終回。とてもいいできです。

この1冊はいままでのリード&リードの中でできのいいリプレイがそろっているのでお勧めです。

2010年10月25日月曜日

D&D4e:グループ遊雅の例会:"コボルド館"

10月24日はグループ遊雅の例会でD&D4eのDMをしてきました。
シナリオは、DMGに掲載されている"コボルド館"。5遭遇のうち、3遭遇+1ボーナス遭遇のつもりで準備して、結局3遭遇でした。
参加したキャラクターやプレイヤーは以下のとおり。(皆D&D4版初プレイのメンバーです。)

ブランコ ヒューマンのファイター1、中日ドラゴンズの助っ人外人、フォールクレストの衛兵隊の一員として、フォールクレスト守護卿からコボルド館の大掃除を依頼される。パーティーのリーダー。PLは友利さん。
プラス ティーフリングのウォーロード1、冒険者でドワーフの武具師であるテルドラサン・ゴールドキャップにドラゴンの皮を取り返してほしいとの依頼を受けてパーティーに参加。PLは宮崎さん。
アルティア エラドリンのウィザード1、フォールクレストのセプターク(魔術師組合)の一員。上司であるハイ・セプターク”緑の”ニモザランから、コボルドの隊商襲撃が組織的なので、裏に危険な何ものかが存在しているはずなのでその秘密を探るよう命じられる。PLは、饒平名さん。
ゴルゴンゾーラ(通称チーズ) ハーフリングのローグ1、表向きは究極のレシピを探すパン屋、真の姿は、黄金髑髏寺院のエージェント、今回は、コボルド館にあるという黄金髑髏を捜しに来た。PLは、大嶺さん。

準備したたくさんのプレロールド・キャラクターから選んでもらったのですが防衛、指揮、撃破、制御の4役がそろったバランスのよいパーティーになりました。それぞれの目的を持って、早速コボルド館に突入です。

遭遇1 粘液の穴
入口から入ると見張りのコボルドがお出迎え、部屋の中央に汚泥に満たされた穴がある部屋でした。

コボルド:「シ、侵入者!」

コボルドの遊撃兵x3、コボルドのスリング兵x2と戦闘です。
突出しすぎたプラスが挟撃を取られたりしたのですが、まぁ、最初の敵、はじめての戦闘でしたが不覚を取ることはなく、1体、2体と倒し、残り1体となったとき敵は降参。
降参したコボルドから奥の様子やボスの存在、お宝のありかなどを聞き出します。

・奥には20体近くの仲間がいる。
・ボスはコボルドの竜司祭
・宝はボスが持っている。

遭遇2 ドクロ遊び
コボルド館で人気のスポーツ"ドクロ遊び"のゲーム場で待ち構えていたコボルドとの戦闘でした。

・雑魚コボルドx4
・コボルドのスリング兵x2
・ガード・ドレイクx2

ブランコが、ドクロ遊びの犠牲になり、汚泥の中へ放り込まれ、傷をおいどろどろになりましたが、

ブランコ:「ロクな遊びじゃねぇなぁ!」

アルティアのマジックミサイルが雑魚コボルドを確実に1体ずつ倒し、優位を築きます。
扉の奥にいたガード・ドレイクを見て、

チーズ:「2体もいるのか!!」

と驚き、その噛み付きで、ブランコとプラスが重傷になりましたが、何とか倒します。

遭遇3 ボス
奥に進むとボスが待ち受けていました。

コボルドの竜司祭:「よくも仲間をやってくれたな!!」

・コボルドの竜司祭x1
・竜鱗盾のコボルドx2
・スパイアトップ・ドレイクx1
・コボルドのスリング兵x2

交渉の余地もなく戦闘開始。そこで、ゴトンという大きな音がします!!

岩です。大岩が転がってきます。

どのコースを岩が通るのかわからないのでおっかな、びっくり移動しますが、プラスが岩の下敷きになってしまい。ダメージを受けます。
その間にコボルドの竜司際がフォース・オーブを放ったりしたので、PCsは結構ダメージを受け、アルティア以外は重傷になり、チーズは残りhp1になるピーンチもありましたが、アクション・ポイントの活用、一日毎パワーの炸裂などで何とか竜司祭を倒します。


倒した後に竜司際のベルトポーチをあさると、この事件の黒幕らしきパールフェザーというドラゴン?へ宛てた手紙などが見つかりましたが、プラスが探していたドラゴンの皮は見つかりません。
なお、チーズは黄金髑髏を大岩のあった場所で見つけ、他のメンバーに知られずに背負い袋の中に隠しました。

まぁ、1人の死者も出さずにコボルド館の大掃除を終わらせ、守護卿からご褒美を頂き、ほっこりとした一同でした。

めでたし、めでたし。

○感想
・実は、日曜会キャンペーン第3~6回の前日譚ということで、白竜パールフェザー、黄金髑髏寺院のエージェントを出してみました。ゴルゴンゾーラは、日曜会第5~6回で敵役として登場することになるでしょう。
・WotCから発売されているダンジョン・タイルのThe Dungeon(紀伊國屋書店の商品へのリンク)とHarrowing Halls(amazon.jpの商品へのリンク)を使ってみました。Harrowing Hallsの立体は臨場感が出て、好評だったと思います。
・はじめての人4人にプレイしていただけれありがたかったです。

2010年10月24日日曜日

『Lead & Read vol.4』新紀元社

書名:Lead & Read vol.4
著者:内山靖二郎、安田均、岡和田晃
ISBN:4-7753-0686-4
2009年2月に出版されたリプレイ雑誌の第4号。
例によって安価に購入できたので、(略)
クトゥルフのリプレイはいつも楽しく読んでいて、自分でキーパーをしたときは時間内に終わらせられなくて苦労しているのに、内山氏はうまく進められていて羨ましい限り。SANチェックの回数、正気度の減少のさじ加減を参考にしなければと思うのですが、クトゥルフだけを何回もできないので難しいのかなぁ。
六門世界については、3号の感想と、、、(略)
ガンドックゼロは、いいですね。現代ものとしてはやはりピカイチではないでしょうか。とはいっても、軍事関係や国際関係の知識がないのでうまくやれる自信は全くないのですが、いいですねぇ。

 話は変わるのだが、D&DでキャンペーンDMをしているのですが、プレイヤーの皆さんが、何をしたいか、キャラクターがどのような経験をしたいかと質問しても反応がいまいちです。私の聞き方が悪いのかも知れませんが、今時のRPGプレイヤーの皆さんって、受身でやりたいことってないのかなぁ。
 日本のシステムのロールプレイを支援するシステムPC1~4みたいなシステムが弊害になっている気がするのですが、、、
 あと、リプレイが読み物としての完成度が高くなりすぎて、コンシューマー・ゲームを動画で見てプレイしない層が増えているらしいのと同様、RPGは読み物でプレイしない層が増えているのかなぁ。ダイスの結果であがくのは楽しいのだけれども、、、

 みんな、交流しようぜ!!

2010年10月22日金曜日

『Lead & Read vol.3』新紀元社

書名:Lead & Read vol.3
著者:岡田篤宏/テーブルトークカフェDaydream、安田均、岡和田晃
ISBN:4-7753-0647-5
2008年10月に出版されたリプレイ雑誌の第3号。
エベロンを舞台としたD&D3.5版のリプレイを1番の楽しみに、りゅうたまのリプレイを2番目の楽しみとして、購入。実は非常に安価に購入しました。(定価で買えとかつっこまないように。)

りゅうたまのシステムをよく知りたくてリプレイを食い入るように読む。どうやら、参加しているプレイヤーが村や世界を創り上げていく、のんびりとしたシステムのようです。戦闘も有りましたが、これはおまけなのかな。旅をすることを目的にしているように思いました。旅といえば、MERP(指輪物語ロールプレイング)も、旅をした距離が経験値になるというシステムでしたが、こちらのシステムのほうが旅をしている感じがしていいと思います。プレイヤー同志の世界観が同じならば良い旅になるのではないでしょうか。

エベロンはD&Dの世界でファイナル・ファンタジーっぽいといわれてますが、このリプレイは、今までのD&Dの常識を破る敵-悪のゴールドドラゴンなどが出てくるところが好きです。また、政治的というか、権力闘争というか、泥臭く、人間臭い、たまに小さな陰謀も混じっているファンタジー世界でありながら、現実世界の臭いがする雰囲気がいいですね。次も読みたくなってしまいます。

六門世界については特にはい。昔ながらな運営を感じますが、システムが変わるだけで、F.E.A.R.の突き抜けた設定や、D&Dなどの圧倒的なデータの量、背景世界がないまま、初心者にはプレイしやすいかも知れませんが、長くプレイして楽しいか微妙だなぁと思いました。いや、SNE全体がそんな感じかな。
ただ、SNEは、地に足がついた誰にでもできるシステムの構築が目的だと思うので、リプレイをたくさん売るためのシステムとはちょっと違っているのも仕方が無いのかなぁ。

2010年10月21日木曜日

DAC感想-というか反省-来年に向けて

昨年、一昨年は通いで参加したDAC。

一昨年は、ゆづるさんなどと知り会い『赤い手は滅びのしるし』などのキャンペーンに参加させていただき、
昨年は、二日通しの企画卓で、どんぐりさんと出会ったり、らぱんどらDMの壮大なD&Dらしい世界に浸ったりしました。

今年は、沖縄からの参加です。
当初、沖縄から行くのは一人という覚悟をしていたのですが、一緒にセッションをしている東濱さんが行くことになり、沖縄から二人参加。
昨年の最南端が九州は熊本(だっけ?)だったので、一気に更新です。

個人的な今年の目標は、(1)4版神話級卓に参加、(2)旧交を深める、(3)全国の人と知り合う、でしたが、(1)は24lv卓参加で成功、(2)は、ゆづるさんをはじめ、いしかわさん、藍蜘蛛さん、ミヤさん、ブレイドさん、1X年ぶりにあったsamiaさんなどとお話ができました。(3)は、名古屋の霧島さん、ラインさん、山形の瑞山堂さん、広島のTTさんなどなどと交流を深められたので、成功と言えるでしょう。

だた、関東近辺に戻って来て思ったことは、
・思った以上にPathfinder卓が多い(普及している)。
・3.5版も元気です。
・4版の卓のキャラクター・レベルが(企画卓を除いて)思ったより低い。

で、「がんばらないとなぁ」と思いました。
というのも、4thCageの投稿数が、最近Pathfinderが圧倒的に多くて、4thは基本的なキャラクターシートさえ更新が遅れがちなのは、有志の力がPathfinderに向いているのかなぁと思いました。(4thのゲーマーが昔ながらの基質でテレ屋さんが多いなら改めるべきチャンスだぁ!)

また、自らの努力の不足も感じました。「がんばれば、DACのDMだってできたはず、神話級はともかく、伝説級ならプレイヤーを数回行っているのでプレイ感覚は判るはず。」とか、思えたはずです。シナリオのネタとしても、ミドル=アース(指輪物語)を舞台にしたミナス=アノールの物語は、ほぼ完成していたはずだったし、、、。

あとは、知り合いの数とプレイした回数です。
もう少し早く、土曜会を立ち上げれば、月2回は確保できたので、遅れています。

L-Heartさんに言われて思ったのですが、米軍関係者全く探していなかったです。基地の出入口で、(ルールブックを掲げて)『Play with me!』というかはともかく、行動に出る時になったのでは。

オンラインセッションに関しては横からみている状況にもなっていませんでした。距離が関係なくプレイ出来るのは大きいと思うのでこれもチャレンジですよ!

などなど、自分が楽しく快適なD&Dライフを送るためには、まだできることがあるようです。

それに気づかせてくれたのが今年のDACだったと思います。
地方でも負けないぞ!たくさん遊ぶぞ!

2010年10月20日水曜日

D&D4e:DAC2010【17-11】スペランカーのアトリエ ~虚弱体質の錬金術師~

17日は、『スペランカーのアトリエ ~虚弱体質の錬金術師~』に参加。ほりびDMの元のネタセッションです。雑魚、罠、錬金術アイテムと普段使わない?要素を駆使しました。(レギュレーション

参加したのは、以下のとおり。(ちょっと忘れてるなぁ。)
アンケグの幼虫->ぽんこつスケルトン1,2(PL:ジョウセンさん)
クルーシクの幼生(PL:ユーサさん)
ロルスバウンド・ゴブリンの奴隷(PL:デロームSさん)
壮健なハーフリング(PL:あずまさん)
ハイヴ・ワーカー1,2(PL:どんぐりさん)
ラプチャー・デーモン1~4(PL:むさきち)

錬金術アイテムと罠を駆使して敵を倒すというわかりやすいが、シビアなもの。

しか~し、私たちには、穴掘り2(トンネル)という移動能力があったのです。
ダンジョンの形を改変しながら大型のモンスターが入ってこれない空間を作り、その間に、教信の祭壇やら、転がる大岩が、モンスターを支配状態にし、ダメージを与えるというコンボで、

・オーガー3兄弟
・ヒュドラ
・エンシェント・ブラック・ドラゴン

がお亡くなりになりました。
ドラゴン戦は、祭壇6個、大岩21個とやりすぎ感というか、ありえないだろう感が一杯、でも倒しちゃったもん勝ちです。

○感想など
・セッション中は、笑い転げていました。
・普段使わない錬金術アイテムや数々のトラップを読み込めたのはよかった。
・でも、このダンジョンをDMとして使ったら「糞マスター!」だよね。
・PLがDMGとMMを持っているセッションはもうないだろうなぁ。
・やり方は判ったので、希望者がいれば再演します。
・すばらしい同卓の皆さんに感謝!

ほりびさんと、ジョウセンさんのダイス目が楽しかったのは内緒だよ。

D&D4e:DAC2010【16-09】:D&D ALL-STAR HEROES!!

10月16~17日は、「国立オリンピック記念青少年総合センター」で開催されたD&Dの年1回のお祭り、DAC(Dungeons and Dragons Annual Convension)に昨年に引き続き参加してきました。
自分のテーマとして、前回は「複数卓連動の企画卓に参加」でしたが、今回は、「4版神話級卓に参加」、「全国の人と交流を深める」でしたので、まぁ、目的達成です。
というわけで、プレイリポートです。

16日は、植埜DMの神話級24レベル卓『D&D ALL-STAR HEROES!!』に参加しました。

---引用(http://dac.sakuraweb.com/session16th.html#1609)---
突如現れた謎の存在CHAOSにより、いまや宇宙は破壊と混沌の渦に巻き込まれようとしている。
森羅万象の黄金律はゆらぎ、幾多の領界とユニバースが融合と分裂を始めている。
勢いを増したプライモーディアルズたちが、まもなくアストラル・シーへの大侵攻を企てようとしている。
このままでは遅からず、あらゆる秩序と法則と意味が、無に期してしまうだろう。
諸次元界を揺るがすこの事態を受けて、大魔術師モルデンカイネンは、宇宙の均衡を回復すべく、それぞれの宇宙の名だたる英雄達--つまり君達のPC--を召喚したのだった!
---引用終わり---
という訳で、様々な物語から英雄(=参加したPCおよびプレイヤー)が集められました。

御坂美琴@アニメ版『とある科学の超電磁砲』(PL:がぶさん)
-ソーサラー/ライトニング・フューリー/デッドリィ・トリックスター
剣聖マキシ@ファイブスター・ストーリーズ(PL:n_alさん)
-アヴェンジャー/剣聖/アヴァター・オブ・ホープ
大十字九朗と魔導書アル・アジフ@PS2版『機神咆哮デモンベイン』(PL:Ozさん)
-ウィザード/アーケイン・フェアウェイラー/デミゴッド
"大地母神の愛娘"ニース@ロードス島伝説(PL:漢talkさん)
-クレリック/メッセンジャー・オブ・ピース/チョウズン
セイバー(アルトリア)@Fate/Stay night(PC版セイバールート)(PL:りゅうくさん)
-パラディン/ジャスティシアー/イグゾールデッド・エンジェル
関羽雲長@横山光輝三国志(PL:むさきち)
-ファイター/ポールアーム・マスター/エターナル・ディフェンダー

モルデンカイネンに召喚され、状況の説明を受けます。
「CHAOS」なる者が、世界の律を乱しているとのことで、この状況を解決するために、ポータルを抜けた先で、「博士」に会い、装置を貰えばいいとのこと。

ポータルを抜けると、丸っこい建物が多い所に着きます。

周りを見渡していると、道に沿って、身長が1mぐらいで頭の部分が2つに割れており、そこから触覚が出ているずんぐりむっくりとした奇妙な生き物が2体「大王様、大王様」、「だがや~」などといって、近づいてきました。(参考

奇妙な生き物に話しかけたのですが、何か脅威が近づいているらしく、草木の影に隠れ、相手にしてもらえませんでした。

そうこうすると、

女の子:「キーーーーーーーン!!」(イメージ
と右手に棒を持った女の子がやってきます。

女の子:「ほえ、ニコちゃん大王見なかった?」
と聞かれたので、PCsは、無言で、奇妙な生物の隠れた方を見ます。
なんだか、棒でつついています。が、よくわからないのでそっとしておきます。
アラレと名乗る女の子に博士のことを聞くと、「知っている」とのことだったので、案内してもらおうとしましたが、マッハ1.5の速さでどこかへ行ってしまいました。

どうやら、美琴嬢が言うには、ここは、ペンギン村という所らしいです。
「博士」に会うために、皆から情報収集など(技能チャレンジ)をしてなんとか場所を突き止め、博士宅に到着します。

則巻博士(カッコイイ紳士に変身して):「お嬢さん・・・」
といった一幕もありましたが、博士に事情を話したところ、事態を解決するためには、「大魔王の涙」が材料として必要とのこと。どこで手に入るかを尋ねたところ、「デビルマン」の世界へ行く必要があるようです。(もっと楽な大魔王(ex.ハクション大魔王など)を期待したのですが甘かったなぁ。)

「大魔王の涙」入手のためには物語の世界へ入ればOKとのことで、本の中へ入る装置を借り、準備をします。
「いざ行かん大魔王狩り!」へ、ってところでアラレちゃん&ガッちゃん乱入。
本棚が倒れてたはずみで、英雄達は本来の目的とは別の物語の中(北斗の拳)へ強制ダイブ。

第1遭遇
ニース:「ここはどこなのでしょう。」
男「どこかだと? ここは、『鬼の哭く街』カサンドラよぉ!!」

ウイグル獄長:「はぁ~、聞こえんなぁ?」
拳王決死隊:「ひゃっは~」
ジャギ:「ケンシロウ!」
アミバ:「間違ったかなぁ~?」

などといった名物セリフを聞きながら、戦闘です。(でも、俺たちケンシロウじゃないっす!)

御坂が、雑魚を一掃したり、ニースがアミバを後悔させたりと神話級らしい切った貼ったで、敵を倒します。

とりあえず、カサンドラは突破です。

本来ならペンギン村へもどるのは24時間後と聞いていたのですが、別の世界へ行ったことが判った千兵衛さんが、大急ぎで引き戻してくれたとのこと、いやぁ、助かりました、あの調子で、ケンシロウや南斗聖拳の方々に会っていたら大変なことになるのは眼に見えていたので、、、

気を取りなおして、元の目的の本の世界(デビルマン!)へダイブ!

待ち受けていたのは、荒廃した世界と、デビルマンのお歴々、「よく来たなデビルマン!」(デビルマンじゃないっす!)
オーラ10に驚いたり、近接範囲・爆発20の攻撃に身を縮めたりしましたが、大十字の11マス瞬間移動や、セイバーの光輝への脆弱性を10増加させるなどに驚きながら、サイコジェニーを倒したところでPC側へバランスが傾き、他は順次撃破します。「大魔王の涙」は、ニースがしっかりと獲得。

第2遭遇
巨神兵
シレーヌ・カイム
サイコジェニー
魔獣ジンメン

無事ペンギン村へ帰還。則巻博士に、「因果律改変装置」を作成してもらい、モルデンカイネンの元へ帰ります。
(則巻博士が、いやらしい目付きで、「どの本がいいかなぁ。」と言っていたのは聞かなかったことに、、、」

ポータルから帰ると、諸悪の根源「CHAOS」降臨。
本来は戦闘だったのでしょうが、時間の関係で技能チャレンジに。
各々のPCが、得意な技能で「CHAOS」の説得?を試み、成功、無事、ミッション完了して、それぞれのPCは元の世界へ帰れました。

第3遭遇
ラオウと黒王号(北斗の拳)
ドリッズトと黒豹グエンワイヴァー(ダークエルフ物語)
バルログ(指輪物語)
悪に堕ちたユパ様(風の谷のナウシカ)
CHAOS-パルパティーン?(スターウォーズ)

○感想など
・初めての神話級はアイテムのパワーが多くて大変だと実感。元の能力を強化する《特技》などで意識しないで運用できるキャラクター作りが以外に鍵かもしれません。(単発の場合)
・処理落ちして申し訳ない。
・とても楽しかったです。

2010年10月11日月曜日

D&D4e:グループ遊雅のコンベンションで4版赤箱DM

酔っ払った勢いで書いたので誤字・脱字多すぎでしたね。修正しました。(10/14)

今日(10月10日)は、グループ遊雅のTRPG、ボードゲームのコンベンションでした。
当初は
・ダブルクロス3rd卓
・クトゥルフ神話RPG卓
・シノビガミ卓
・D&D4版卓
の4卓は立つ予定でしたが、マスターの急用(仕事)により、クトゥルフ神話卓、シンビガミ卓がは立たず、RPGは2卓でした。

こちらは、4版赤箱から4クラス
ファイター(ヒューマンのスレイヤー)のグレック(PL:嘉数さん)
ローグ(ハーフリングのシーフ)のファル(PL:みゆさん)
クレリック(ドワーフのウォープリースト)のドラム(PL:あげださん)
ウィザード(エルフのマギ)のファス(PL:比嘉さん)
が誕生して、商人が運んでいた大切な箱が盗まれた、その箱の護衛には君たちも関わっていたということで、ゴブリンの隠れ家に派遣されます。(えぇ、皆さんは、「英雄」で「実力」も兼ね備えているのですから!!)

ゴブリンの隠れ家の方へ向かうと、その後ろから、狼の遠吠が聞こえてきます。

狼:「うおおおぉおぉーーん」

何だか心も健康にやさしくない叫び声ですねぇ。
でも、気にせず前進すると、

道が交わる十字路で、石影に隠れるウルフ2匹、塔の廃墟に隠れるゴブリン2匹が、PCsに襲いかかってきます!!

ゴブリン:「ウラァー」

グレックを除いたメンバーはゴブリンに突撃。そしてゴブリンを1体仕留めました。
しかし、ウルフの手番になったとき、ドラム(クレリック)を守るメンバーは誰もいませんでした。

ウルフ1:「ぎゃるるるるる」(チャンスだ!)
ウルフ2:「ぎょぎょごいいぐい」(命とってやる!)

ウルフたちに挟撃され、噛まれたドラムは、気絶してしまいました。

やばい!!

他のメンバーは、ドラムを救出するより、ネズミとゴブリンを退治したほうが早いと考え、猛攻をかけます、、、

ゴブリンとウルフを追っ払うことができ、〈治療〉で、ドラムも元気になりました。

まぁ、今回の依頼は急ぎではないので、村に帰り、翌日に出直します。

翌日は、ゴブリンの隠れ家から捜索開始です、(入口の見張りは、早々と簀巻きにしてしまったのです。

奥には、箒を持って掃除をしているコボルドの部屋と、獣の鳴き声がする部屋があったので、コボルドを捕まえて、この洞窟(というか寺院)の作りなどについて聞くことにしました。

コボルドのご主人様については慎重に情報を集めると。(技能チャレンジ)

・ドラゴンは、奥に住む魔法使は嫌い
・ドラゴンは、お宝が好き
・でも奥の魔法使には今かなわないので、元神殿をシェアしている。

う~ん、微妙な状況が浮かんできます。

まぁ、ドラゴンには触れないこととし、奪われたトラヴィスの箱を取り戻すことを目的とし、奥へ進むことにしました。

そうこうしているうちに神殿の最深部に到着します。

箱を守る魔法使は、死霊術師(ネクロマンサー)で大型のゾンビのでかぶつゾンビと、スケルトンを3体従えていました。でかぶつゾンビ叩きつけのダメージが、2d12+4で、2発当てればPCどもの夢を粉砕することができるのでした。また、HPが一度0になっても起き上がる恐怖の生命体でした。

侵入者達は、奇襲をかけます。まず、ウィザードがでかぶつゾンビにデイリーパアーを叩きつけますが、残念ながらミス。でも、ファスはエルフでした。遭遇毎パワーのエルヴン・アキュラシィを使って再ロール、その出目は、、、、20でした。

ゾンビは、本来なら、hp0になっても復活することができるのですが、20のクリティカルのダイス目が出た場合は、一瞬にしてヒット・ポイントが0になり、復活もしません。

これにより、マスター側の、2d12+4ダメージでプレイヤーを一人か二人仕留めるという野望は潰えたのでした。

ボス!-そこらへんで、ダメージを積み重ねられて死んでるよ。

えぇ、ボス戦はPCを全く苦しめられませんでした。

残念。

無事、箱を取り戻し、PCsは報酬を獲得し、フォールクレストの町での信頼度を高め、立派な冒険者として育っていくことになるでしょう。

○感想
・初D&Dのプレイヤーさんが2名ほどみえたのですが、それなりに楽しんでいただけたようでちょっとうれしい。今後ともヨロシクです。
・クリティカルは出るものですが、まさかあのタイミングとは、コンベンションの単発では、ボスは変身を残してはいませんのであっさりでした。
・新赤箱は1日でミッションを終了という量に調節するあまり、筋の通ったダンジョンが作れなくなっているような気がしました。ドラゴンと魔法使が、同じフロアで同居するダンジョンはあまりに悲しすぎるのでは。
・やはり、前の赤箱の戸板から始まる冒険にはかなわないのかなぁ。→だれかそのうち3。5版のバーグルの館のシナリオを持っているので、4版でやってみませんか?
・一緒にプレイしていただいた方々ありがとうございました。私はとても楽しめましたので、皆さんも同じ気持だと嬉しいです。

本日のヒット!
・最初の戦闘で空気を読んで気絶したドラム
・クロスボウ3兄弟
・決め所で、アクションポイントまで使った1d20を2回でとも2と2d6としても低い数字をだして空気を読んだファイター
・急所攻撃の2d6+武器ダメージの1d6の計3d6+4のダメージで、20~をよく出すローグ。
(DM:次までは持つと思ったんだけどなぁ。、、)
・ボス戦でボスの最も信頼するゾンビハルクに対して攻撃をしたウィザードが、1回目1で外れ、エルヴン・アキュラシィの再ロールで20を出して、1発ででかぶつゾンビは死ぬことに、、、その後も、ボスに命中させて伏せ状態にするなど、ボス前の雑魚3体を範囲攻撃で1体しか倒せなかったというその実力をいかんなく発揮していただく予定が、かなり狂いました。結果、ボスも瞬殺。

まぁ、こんなもんですよね。
(イメージ図で嘘です)

2010年10月9日土曜日

D&D4e:'10 GameDay PHBIII

今日は、沖縄県名護市で白竜亭(代表:比嘉さん)が開催したGameDay PHBIIIに参加してきました。
前回はDMとして参加でしたが、今回は、PLとして参加。久々のPL。使用したキャラクターは、防衛役のザゼンナ(ワイルデンのバトルマインド)。一番最後に選んだのですが、DACで、防衛役なので位置取りなどのちょうどいい練習になりました。
ちなみに他のキャラクターは、以下のとおり。
撃破役:イゼラ(ギスゼライのモンク)、PL:ねそかなさん。
制御役:バラシ(シャードマインドのサイオン)、PL:あげさん。
指揮役:フースタウス(ミノタウロスのルーンプリースト)、PL:アルハマザードさん。
モンクは、動きが面白いけどダメージがなかなか出にくい、サイオンは安定、ルーンプリーストは近接攻撃がメインになるので、ダメージをうまくコントロールしないとパーティの他のメンバーの治療まで手が回らないけど、ルーンの効果範囲が小さいので運用が難しいなぁと思いました。5人用の遭遇を4人で当たったのですが、重傷者が出ただけで気絶者は出ず終了。初めてのキャラクターの割には皆、うまく使えたと思います。
いやぁ、楽しかった。
次は、12月~1月で赤箱のGamedayがあるらしいので、楽しみ。

2010年10月5日火曜日

DAC2010【16-09】D&D ALL-STAR HEROES!!:関羽雲長24lv

誤りや意味のない装備(バーディングなど)を修正しました。(10/13)

PHB3が届いたので読み読み、技能パワーとかかなりいけるなぁ。
と言う訳で変更。鎧がスケイル->チェインになって熱闘の活力にしました。
間違いがなければこれでFixしようと思っています。
次は、技の呼称を考えねば。

神話の運命をエターナル・ディフェンダー(MP)にしたので、体重が重くなりすぎて、乗騎にろくな魔法のアイテムを付けられなかった。orz。こりゃ、乗騎はすぐに退場だなぁ。
コンセプトは、オーヴァーリーチング・ハルバード(間合い3)+エターナル・ディフェンダー(間合い+1)で間合い4で、機会攻撃範囲を広げて、機会攻撃しまくる+横滑り+伏せ状態といったところ。
プレイングを楽するためになるべくシンプルにしようと思ったのだけれども、十分ややこしくなってしまった。あと、水中対応までは金が足りなかった。

氏名:関羽雲長 レベル:24
種族:ヒューマン
クラス:ファイター/ポールアーム・マスター(MP)/エターナル・ディフェンダー(MP)
熱闘型ファイター
クラス特徴:卓越の戦士、ファイターの標的、熱闘の活力
ポールアーム・マスターの特徴:遠突きのアクション、剛力の長柄、長き腕の掌握
エターナル・ディフェンダーの特徴:無尽蔵の筋力、神々しき肉体
背景:犯罪者(PHB2)
言語:共通語、始原語
属性:善
身長225cm(7フィート6インチ)、体重149kg(330ポンド)

最終能力値
【筋】28、【耐】18、【敏】16、【知】11、【判】16、【魅】12
初期能力値
【筋】17、【耐】13、【敏】13、【知】 9、【判】13、【魅】10

AC:39、頑健:46、反応:34、意志:39
HP:186、回復力:13、回復力値:50
Ini:+25

習得技能
〈運動〉+26、〈持久力〉+21、〈治療〉+20、〈盗賊〉+20
未習得技能
〈軽業〉+15、〈魔法学〉+12、〈はったり〉+13、〈交渉〉+13、〈地下探険〉+15、〈歴史〉+12、〈看破〉+15、〈自然〉+15、〈知覚〉+15、〈宗教〉+15、〈事情通〉+13、〈隠密〉+15、〈威圧〉+13

特技
レベル 1:《武器練達:アックス類》(PHB2)
ヒューマン:《ヒューマンの忍耐力》
レベル 2:《柄での防御》(PHB3)
レベル 4:《騎乗戦闘》
レベル 6:再訓練21レベル《神話的意志》(PHB2)
レベル 8:再訓練22レベル《神話的頑健》(PHB2)
レベル10:再訓練23レベル《強壮なる防御》(PHB2)
レベル11:再訓練24レベル《特級イニチアシブ》(PHB3)
レベル12:《追加hp》
レベル14:《怯む標的》(MP)
レベル16:《一か八かの長柄武器》
レベル18:《鎧開眼:チェインメイル》
レベル20:《長柄武器の衝撃》(MP)
レベル21:《極大旋風》(MP)
レベル22:《武勇による快復》(MP)
レベル24:《武勇体得》(MP)

無限回パワー
ファイター 1:シュア・ストライク
ファイター 1:クラッシング・サージ(MP)
ファイター 1:スレトニング・ラッシュ(MP2)

遭遇毎パワー
ファイター13:スキャタリング・スイング(MP)
ファイター17:ウォリアーズ・チャレンジ
ファイター23:ウォリアーズ・アージング
ポールアーム・マスター11:レヴァリジング・ストライク(MP)

一日毎パワー
ファイター 9:シフト・ザ・バトルフィールド
ファイター15:アンイールディング・アヴァランチ
ファイター19:コントローリング・スラスト(MP)
ポールアーム・マスター20:ポールアーム・スウィープ(MP)

汎用パワー
盗賊 2:ファスト・ハンズ(無限回)(PHB3)
ファイター 6:バトル・アウェアネス(一日毎)
ファイター10:イントゥ・ザ・フレイ(遭遇毎)
持久力16:ダイ・ハード(一日毎)(PHB3)
ファイター22:ノー・サレンダー(一日毎)
ポールアーム・マスター12:リーチング・スタンス(一日毎)(MP)

装備
レベル25:両手武器:大型用オーヴァーリーチング・シルヴァー・ハルバード+5(AV2)
レベル24:首:アミュレット・オヴ・ヴィゴー+5(AV2)
レベル23:鎧:ホワイトフレイム・ウィーヴメイル・アーマー+5(AV)

武器:片手武器:ヴォイドクリスタル・ジャベリン+3(AV)21,000gp
腕部:ブレイサー・オヴ・タクティカル・ブロウズ(AV)45,000gp
乗騎:ホース、セレスチュアル・チャージャー(AV,MM)13,000gp
サドル・オヴ・ストレンクス(AV)680gp
脚部:ブーツ・オヴ・イーガーネス(AV)4,200gp
両手:ディメンジョナル・ガントレッツ(AV2)125,000gp
頭部:カーカネット:オヴ・サイキック・シズム(AV)25,000gp
指輪:ストーン・バンド(AV2)85,000gp
指輪:リング・オヴ・シャドウ・ガード(AV)85,000gp
腰:ダイアモンド・シンクチャー(AV2)5,000gp
[その他]
ストーン・オヴ・アース(AV2)13,000gp
エヴァーラスティング・プロヴィジョンズ(2)840gpx2
ハンディ・ハヴァサック5,000gp
イーガー・ヒーローズ・タトゥー(AV2)5,000gp
[消費型]
ポーション・オヴ・リカヴァリィ(3)25,000gpx3
エリクサー・オヴ・フライング(AV)(3)9,000gpx3
アングヴェント・オヴ・ダークヴィジョン(AV)(4)350gpx4
オイル・オヴ・フレッシュ・リターンド(AV)(2)200gpx2
[一般装備]
標準冒険者キット
盗賊道具20gp
登攀道具2gp
12,118gp

2010年10月3日日曜日

D&D4e:日曜会第4回:冬の目覚め(後編)

ちょっと前になってしまいましたが、9月27日は日曜会第4回でした。
今回はPLに欠席者なしで勢揃い。ちょうど白竜戦が終わりにあるので、D&Dのドラゴンを知るには調度よかった。

毎度おなじみのキャラクター紹介
ミランダ ドラゴンボーンの2lvファイター(防衛役)PLはヨシさん。
ティルト ハーフリングの2lvローグ(撃破役1)PLはちゃんぱよさん。
ヴァイン エラドリンの2lvレンジャー(撃破役2)PLはあげさん。
アルハマザード(通称:アリー) ヒューマンの2lvウォーロック(撃破役3)PLは東濱さん。
ヴェレモンド ヒューマンの2lvクレリック(ペイロア)(指揮役1)PLは、ねそかなさん。
リッテンハイマー ヒューマンの2lvウォーロード(指揮役2)PLは、新垣ひろやさん。

前回のうちに情報収集パートを行ない、裏で事態を操作しようとしたドラゴンボーンのティアマット司祭、シーマ・ガラハウ率いる傭兵団を退治した一行(リッテンハイマーを除く。)。
今回は、白竜のパールフェザーが住む物見の塔の攻略です。

白竜に何の準備もしないで突撃するのは愚の骨頂ということで、ケニーフォークの村で装備を整えます。
技能チャレンジの結果は大成功で、こんな小さな村に何故あったのだろうという程の以下の装備を入手します。

・ロングボウ+1
・ロングボウ
・ポーション・オヴ・レジスタンス(冷気)x2
・かんじき(氷の上でのSTへ+4:シナリオ限りのアイテム)

また、リッテンハイマーは、別の冒険の間で手に入れた魔獣支配の輪で、白竜を支配しようと考えます。

ロングボウは、ヴァインが装備してこれで竜に空を飛ばれても安心(?)ということで塔に挑みます。

塔の入口は鍵がかかっているようで、開けようとすると中から合言葉を求める竜語が聞こえてきます。

コボルド:「こちらは、白と緑、そちらは?」

シーマがティアマットの司祭だということを覚えていた一行は、合言葉は、ティアマットの5色の残り、青、赤、黒の3色だと予想し、竜語が判るミランダが答えます。

ミランダ:「青、赤、黒」

はたして、合言葉は、、、

正解でした。

ミランダは、一行がシーマ様から命じられたと見張りを騙し、中へ案内させます。
そして、コボルドの見張りがよそ見をした瞬間!
ずんばらり!!

コボルド:「何で!!」

お亡くなりになりました。

これで次の部屋で待ち構えていたコボルドの弓使いハイハ、アイス・メフィット、ニードルファング・ドレイクの群れ、コボルドは不意をうたれてしまいます。
この奇襲は勝負は決まり、ニードルファング・ドレイクが多少抵抗しましたが、あっさりと倒されました。

  次の部屋には、魔法使いがいたりしたのですが、時間の関係で、白竜退治となりました。
おつきの雑魚コボルドとアイス・メフィットはあっさり倒せたのですが、やはりドラゴンは波の敵ではありませんでした。
フライトフル・プレゼンス/畏怖すべき存在が、PL全員にヒット!!全員、1ラウンドの間朦朧状態です。
次のブレスもPLの配置が悪く全員にヒット!!

PLはダメージでぼろぼろです。

そこを踏ん張ったのは、回復の要 ヴェレモンド、ビーコン・オヴ・ホープ、ヒーリング・ワードなどのパワーを駆使し、パーティを守ります。

その後は、ヴァインに、ドラゴン乱舞が命中したり、ティルトが重症になったりしました。

しかし、PLは、少しづつダメージを与え、もう少しで倒すというところで、

パールフェザー:「覚えてろよ~!!」

機会攻撃で追い打ちをかけますが、届かず、竜は逃げてしまいました。

リッテンハイマー:「残念!」

なかなか竜は一筋縄ではいかないようです。

○感想
・竜の力をほぼすべて引き出してみました。天井が低かったのであんなもんでしょう。
・3レベルに皆アップするので追加する遭遇毎パワーを考えておいてね。威力が高いものより使いやすいものがいいと思います。
・皆、パワーを使おうよ!汎用パワーの存在を忘れてたのではないかなぁ?
・報酬や手に入った魔法の品は近々、掲示板とサポートサイトに載せます。
・次回は、ダンジョン・マガジン年鑑の『嵐の塔』です。お楽しみに。

『ゲームデザイン脳 桝田省治の発想と技 Lite iPhone版』技術評論社

書名:ゲームデザイン脳 桝田省治の発想とワザ Lite iPhone版
著者:桝田省治
ISBN:なし
書籍のLite版ということでiPhone版が無料で読めたので読んでみました。
桝田省治という有名(らしい?)ゲームデザイナーの制作手法のようなもの。
1章だけだったのでRPGでDM、GMまたはキーパーなどと呼ばれる人や、ちょっとRPGをデザインしてみようという人がかじって考える話がちょっと書いてある程度だなぁと思った。
2章以降は面白いのかも知れないが、いまいち興味はわかない。