2005年8月14日日曜日

D&D3e:プレイリポート第10回 ナーリー森の山賊

プレイリポート第10回 ナーリー森の山賊
 
 皆さんの協力を得て、2005年8月14日に行ったD&D3eのセッションメモです。

#12 ナーリー森の山賊

 今回のPCsの面子の紹介を、
・ハーフオークのBbn3、兄貴こと、ヴァサーゴ(狂呆氏)
・ハーフオークのBbn3/Rog1、弟こと、モルゴフ(マト氏)
・人間のRgn3、索敵は任して、キキョウ(オバンノン氏)
・人間のClr(ウィー・ジャス)1Pal2、お兄ちゃんがいないときは私に任せて?レアラ(イワノフ氏)
・人間のClr(コアロン・ラレシアン)3、サイズ(鎌)を使おうと前に出るといいことがない、シルク(さざなみ氏)
・人間のBrd2/Sor2、1Lv呪文なら任せろ、ギル(逆襲あ氏)
 でお送りします。

 ぱっぱら~ポイントの情報収集(冬備月第23日,591CY,晴れ)

 現在、PCsは、タイモス市の「森の守り手亭」に戻ってきています。目的の物(シャタースパイク)を持ったファラミアは、今はいないのですが、引き続きグレイホーク市へ向けて旅を続けることとなりました。
 以前集めた情報によるとナーリー森は、各国家(ヴァーボボンク、セレネ、グレイホークなど)が領有権を主張したり、ポマージやアイウーズなどのケイオスな国家や、土着?のオーク、ノール、オーガーなどがいたり、レンジャーやドルイドが森を守ろうとしたり、それらの名をかたる偽者、ニセ軍隊、ニセレンジャー、ニセドルイド、ニセオーク、ニセノール、ニセオーガーなどが出没し、旅人や旅商人はたかられているということ。さらには、ナーリー森の中ほどより東には、道幅が狭くなっているところ2箇所(通称ぱっぱら~ポイント)では、山賊がでることがわかっていたので、最近のぱっぱら~ポイントでの山賊についての情報を集めたのであった。
 集められた山賊に関する情報は、ギルがバードの知識により集めたところ、
・ぱっぱら~ポイント1の地形は、南から北にかけて斜面となっており、道幅は15ft.(通常は35ft.)ほどである。
・ぱっぱら~ポイント1では、大きな両手持ち剣をふるうガイツという男がリーダーの山賊が出ている。
・ガイツという男の振るう剣は、ガッツブレード(*1)で、相手の武器を壊すこともある。
・襲われ方は、声をかけて馬車を停止させると、いきなり別の方向から矢が飛んできて御者を一撃で倒し、それから通行料についての交渉に入る。
・通行料はべらぼうに高い。
・ぱっぱら~ポイント2は、このあたりにあるには不自然な大岩があり、この岩は、「エルフの呪いがかかっている。」とか、「悪魔が封印されている。」などの噂があるが、実際のところよくわからない。
・ぱっぱら~ポイント2に、どのような山賊が出ているかはわからない。
・山賊以外の情報としては、(*2)タイモス市のフィッシャー司祭が各方面に呼びかけたことにより、ナーリー森の山賊やケイオスな輩を退治し、証拠の品をタイモス市かウェストガード砦に持ち帰ると報奨金が出るようになった。金額は、オーク・コボルド・ゴブリン等-1匹につき1gp、オーガー・バクベアー等-1匹につき3gp、山賊-一人につき5gp、その他-様々と微々たる金額ですが、PCsにとっては良い知らせです。その代わりに旅人がナーリー森付近の町へ入る場合に税金を取ることとなりました。その金額は、人(人型生物)一人につき1sp、大型(以下)の乗騎1頭につき1sp、荷馬(役用動物)1頭につき5cp、荷車車輪1つに付き1spとなっております。
 これらの情報では、山賊に関する情報が少なすぎるので、山賊に襲われた商人などに再度聞き込みを行うこととしました。 また、いくばくでもお金が得られるよう、護衛が必要な商人などを探すこととしました。都合が良いことに、ぱっぱら~ポイント1で山賊に襲われてしまった商人ブスロー氏が見つかり、更には、グレイホーク市へ帰りたいので、後払いなら一人300gpの報酬で護衛を頼むとの依頼ももらえました。レアラが1,000gpほど商品買付資金を貸すので、品物の護衛代も含めて報酬が増やせないかとギルが気合を入れて交渉したところ、それなら報酬を一人500gpにするとのことで、交渉はまとまりました。おっと、忘れてはいけない、得られた情報は、
ブ・スロー氏が襲われたときも前述の時と同じ。(止めて御者が矢で一撃)
・賊の人数は、前方:リーダー1、司祭1、スプリントメイル4、軽装2の合計8人
・それ以外に矢を打つやつがいる。
 作戦を練った後に出発することとなりました。が、昼間は特にたいした遭遇はありませんでした。
 野営での見張りの順番は、(1)ギル、レアラ(2)ヴァサーゴ、キキョウ(3)モルゴフ、シルクで1パーティ3時間となりました。
 3直目に、ワンダリングとしては夜中にノール*5が現れましたが、モルゴフの活躍もあり一蹴しました。宝は、ヴァサーゴ「しけてやらぁ。」でした。
 その後、山賊に身ぐるみをはがれてしまった商隊の残骸(4人)とすれ違い、ぱっぱら~ポイント1について情報を得ました。
 その内容は、商隊の護衛のファイターが敵のファイターを1人やっつけたが、ガッツブレードを持ったガイツが一振一殺という勢いで護衛を次から次へとなぎ倒したとのこと。PCsは、副官が何か魔法を使ったかを確認したところ、ガイツに対して何か強化の魔法をかけた、装備は、ガイツはフルプレート、≪薙ぎ払い強化≫持っているようです。あと、なぜかきちんと待ち構えていました。

ヴァサーゴ:「斥候がいるのか?」

 商人に斥候らしきやつがいないかを確認したところ、襲われる前に、森林警備隊(隊長+戦士3名+技術者1名)と名乗るパーティに出会ったことを話してくれました。

ヴァサーゴ:「警備隊と癒着かよ!」

 PCsはブスローさんに前回の遭遇時のことを確認したところ、やはり森林警備隊にあっていたようです。
 森林警備隊が山賊と内通または一味と想定して議論、作戦を立てます。内容は、十分警戒して、警備隊をけしかけるようにして、なるべく各個撃破しようというものでした。

*1 ガッツブレード
 フルブレードのこと。(武器・装備ガイド参照)

*2 山賊以外の情報
 これもギルのバードの知識による。(バードの知識恐るべし)

 ぱっぱら~ポイント1 山賊

(冬備月第27日,591CY,晴れ)
 そして、ぱっぱら~ポイント1の手前につきました。予想通り前方から森林警備隊らしき連中がやってきました。この先に山賊がいることを警告してくれました。また、レアラがディテクト・イーヴルを使いましたが、相手は反応がありませんでした。(*3)
 その後、PCsは挑発しましたが、相手は乗ってきませんでした。
 ギルは、別れ際にチャーム・パーソンをかけましたが抵抗されました。(よく考えるととんでもないことをしているなぁ。)
 ニセ森林警備隊は、そのまま通り過ぎていきましたが、PCsは、だいぶ先まで見えなくなるまで見届けてから、この先すぐのぱっぱら~ポイント1へと向かいました。
 また、ギルはエクセリオン(使い魔のオウム)を派遣して、偵察を出して賊の人数・配置を確認しました。(おぉ~賢い!!)
 PCsは、いつものことながら戦術を練ります。もちろんDMもこの間に対応を考えます。
 結局、ファイアボールワンドを一発叩き込むと同時に、弓隊で相手のアーチャーを叩くという作戦となりました。

 さぁ、開始です。山賊のイニシアティブがなんと1のため、PCsはやり放題です。

 round1
 レアラのアトミックバズーカ(ファイアーボールワンド)が炸裂します。「ソロモンよ私は帰ってきた!」
 敵のザコは、この一撃でほぼ一掃されてしまいました。
モルゴフ:「なんだ、えらく楽じゃないか。」
DM:(貴様の力で勝ったのではない、そのワンドの力で勝ったのだよ。)

 木の上の弓兵Aも集中砲火によってだいぶダメージを受けました。
 ギルは、弓兵Bにスリープをかけて無力化を狙いましたが、残念ながら抵抗されました。
 敵は、強化魔法や回復薬でPCsの方へ向かってきます。

ガイツ:「なめるなお前ら!正々堂々と戦え!!」

 round2
 レアラは前のラウンドに続きアトミックバズーカを放ち敵の司祭を落とします。
 他のメンバーは、弓兵Aに弓を射かけたり、スリープで弓兵Bを木から落としたりしました。ほとんどのザコはこのラウンドで沈みました。残るのは、弓兵Aとガイツのみです。

 round3
 マジックミサイルがちくっと飛んだりしましたが、大きな動きはありません。ただ、弓兵Cが木から下りようとしています。
レアラ、ヴァサーゴ:「やばいなぁ、こちらが考えているあの行動を弓兵Cがとると難しいことになる。」
DM:「たぶん今こっちが考えていることと同じだよ。」
レアラ、ヴァサーゴ:「やばい!!」

 round4
 敵が距離を詰めてきました次には接近戦が行われるでしょう。

 round5
 モルゴフがガイツに対して13点あまりダメージを与え、ガイツはモルゴフを狙うことに決めました。ヴァサーゴも12点ダメージを与えます。ギルは、弓兵Cにスリープをかけ眠らせ後の憂いを絶ちました。敵は、弓兵Aギルに少々ダメージをあたえますが、ガイツは一発も当てられませんでした。

エクセリオン(使い魔のオウム):「あ~あ~、かわいそ、かわいそ、どうしてこの世に生まれたの?」

 round6
ヴァサーゴ:「もはやわれわれは債権回収モードに入っているな。レアラさん、ぬかりなきように。」
ギル:「下卑た笑いを浮かべながら襲ってくる冒険者たち。」
ヴァサーゴ:「どっちが山賊だかわかりゃしねぇ。」
ガイツ:「こんなはずでは、こんなはずでは、、、」
 シルクやモルゴフがガイツにダメージをあたえて、ヴァサーゴに止めがさされました。
 その後、PCsの降伏勧告により、弓兵Aは、降伏しました。
ギル:「馬車を持ってきてよかったなぁ。」
 また、尋問の結果、ニセ森林警備隊も仲間だとわかり迎撃、撃破しました。
 PCsはファイアーボール分を十分補充できるお宝が得られてほくほくでした。
 アジトは確認したところお宝は、ジャンプ・ポーション1本のみでした。
 PCsは、一旦タイモス市に戻って体制を整えることとしました。(日衰月第2日,591CY,晴れ)
 ギルは市で山賊退治の歌を達人の域で歌い市中に山賊退治の雰囲気を盛り上げました。(*4)

*3 反応がありませんでした。
 本来は反応するはずですが、敵は、アンディテクタブル・アラインメント(Clr2,Brd1,Pal2)を使っていました。

*4 山賊退治の雰囲気を盛り上げました。
 何と達成値は30に届きました。山賊退治の雰囲気が盛り上がり、まもなく付近の治安が少しはよくなるでしょう。

 ぱっぱら~ポイント2 元素邪霊団+アイウーズ研究隊

 PCsは、ナーリー森を東へ順調に歩を進めぱっぱら~ポイント2へ近づきました。(日衰月第7日,591CY,小雨)
 残念ながらぱっぱら~ポイント2についてたいした情報は手に入っていません(*5)が、一応、ファイアーボール対策やエクセリオン(使い魔オウム)による偵察を行いました。その結果、あやしい

 エクセリオン(オウム)の報告によると、フルブレードを持ったノールとほかに何体かのノール、オーガーの集団と、人間の見るからに邪悪な司祭らしきやつがいました。どうやら悪魔が封印されているといわれている岩を調べています。
 ギルは、エクセリオン(オウム)の目を通して岩を調べている司祭らしき奴がどんな呪文を使っているかを<呪文学>で調べましたがどんな呪文かはわかりませんでした。

 ここで一時中断(*6)

 レアラがアトミックバズーカを一発ぶっ放し、シルクは相手の司祭にサイレンスをかけます。
 敵は走行なども使い積極的にPCsの方へ向かってきます。遭遇距離が400ft.(*7)ほどだったのでなかなか時間がかかります。
 遠距離から呪文をかけたりしましたが、ポーションなどで回復されて手数を減らす効果はありましたが、決定打にはならなかったようです。
 PCsは遠距離からのマジックミサイルワンドなどの打ち合いは不利と読み手数が減った相手に少しずつ近づき弓を撃つことにしました。また、敵の司祭はインヴィジビィティで姿を隠しました。
 距離120ft.程で、ギルが呪歌を歌いだし、弓攻撃が始まりましたが、弓はまるで当たりませんでした。この間も敵は少しずつ間合いをつめますが、敵の司祭はケイオスな笑みを浮かべました。

ニャホ:「炎の塊、燃える人も美しいが、やはり味方同士での同士討ちが一番醜くて美しい。ウケケ!コンフュージュン。」
モルゴフ、ヴァサーゴ:「抵抗失敗、効果は1分間うろつく」

 という効果で前衛二人が無力化しました。

 シルクはコンフュージョンの効果を解除すべくプロテクション・フロム・イービルをモルゴフにかけにいきました。
 キキョウは司祭に対して弓を打ちますがあたりません。
 モルゴフに対して敵のフルブレードを持ったノールがチャージをかけます。命中して、25点ダメージ。
 PCsの間に緊張が走ります。
 薬で回復に励みましたが、次のラウンドにモルゴフとシルクは沈みました。
 PCsは、退却も考えますが、ヴァサーゴは弟を倒されたことに激怒して、ノールに攻撃して命中させます。
 フルブレードノールは、次の目標をヴァサーゴにして1発命中させます。PCsは必死に戦線を整えます。
 また、前方では、キキョウが司祭に対して弓で牽制を行ってましたが、ホールドパーソンにより麻痺させられてしまいました。
 いよいよPCsはピンチです。

 ギルは、ゴーストサウンドの呪文で森林警備隊が後方からやってくる幻影の音を作り、悪党が撤退することを期待します。
 フルブレードノームは、後退しながらついでにヴァサーゴを殴り半壊させました。
 レアラは生き残るためには金は惜しんでられないので、ファイアーボールワンドを使います。
 司祭は、逃げることを選択しました。

ニャホ:「目的を忘れるな引き上げだ!!」
フルブレードノール:「くおらぁ~、まだやる気か!!お釣りじゃ~!!」

 ヴァサーゴがこの一撃でほぼこわれました。
 戦闘はほぼ終わりです。敵は撤退しましたので、PCsは何とか生き残ったようです。
 シルクを起こして何とか全員のヒットポイントを回復させました。
 雑魚の残した宝をしっかりと残していきましたので、何とか黒字になりました。

 次の町のウエストガードまで到着しました。
 ギルの歌では、「敵は強大であったけれども、冒険者はなんとか悪党を追い払いました。」ということになっております。

*5 たいした情報は手に入ってません
 アイウーズや元素邪霊団、ポマージなどの悪の組織が暗躍する地点で何が出ても不思議ではないことや、現在は特に縄張りとしている組織がないことがわかりました。

*6 ここで一時中断
 おいしいパエリアをご馳走になりました。

*7 遭遇距離が400ft.
 D&D史上初?の縦スクロールマップが採用されました。

○今回の経験とお金

○モンスターと罠-一人当たり3,060exp
ワンダリング
・ノール*5
・山賊団(状況により+10%exp)
・リーダー(ガイツFtr6)CR6
・サブリーダー(Ftr2Bbn2、Rog3/Sor1、Clr4)CR4*3
・ザコ山賊(Ftr1*10、Rog1*4、Sor1*1)CR1*15
・元素邪霊団+アイウーズ研究隊
・ニャホCR7
・ノールファイターCR6
・オーガー*2CR2*2
・ノール*6CR1*6

○お宝(すべて処理済)
・フルブレード+1
・フルプレート
・高品質マイティコンポジットロングボウ(Str+3)
・S. of キュア・モデレート・ウーンズ
・S. of インヴィジビリティ・パージ
・高品質マイティコンポジットロングボウ(Str+2)
・高品質レザーアーマー
・S. of マジック・ミサイル(3rd)
・S. of シー・インヴィジビリティ
・S. of グリッター・ダスト
・高品質ロングスピア
・高品質ヘビーメイス
・高品質チェインシャツ
・高品質ダスタナ
・P. of キュア・ライト・ウーンズ
・P. of キュア・モデレート・ウーンズ
・P. of ジャンプ
・現金-結構たくさん

○パーティの共有資産
・エバー・バーニング・トーチ*1
・(Div)S.o.コマンド、キュア・ライト・ウーンズ、インフリクト・ライト・ウーンズ、マジカル・ストーン
・W.o.ファイアーボール(5lv・17ch)*1
・P.o.キュア・ライト・ウーンズ*2
・R.o.フレンドシップ*1set
・2444sp
・95gp
・29pp

○今回のヒット?
・ドワーフの好きなもの
 ドワーフの好きなものには、酒、つまみ、細工物などがある。しかし、ドワーフの好きなものは、山賊も好きである。
 ブスロー氏は、ドワーフ受けのいい名前なのだが、やはり山賊にも受けのよかった名前らしい。

・経験値の貸し借り
 レアラがブスローさんに1,000gp貸すといったときに、
ヴァサーゴ:「俺、6,000gpあるよ。あっ、経験値だった。」
ワイトさん:「経験値を貸してください。後で返します。」
だれぞ:「僕、大阪からきたんですけど財布落として困っているんです。経験値を貸してください。1,000点でいいんです。」
 返せという請求がきたら、そのころにはテレポートを覚えて逃げるとのこと。
(これネタに何かシナリオできそうだなぁ。)

・経済戦争
 D&D3eは、マジックアイテムを購入することによってPCsの戦力が大幅に強化されるシステムとなっている。今回のような低レベル域では、パーティにあるファイヤーボールワンド(キャスターレベル6lv)が絶大な威力を持っている。ファイヤーボールワンドは、多くの同レベル域の魔法と比べて到達距離が長く威力も高い。しかし、1回使うごとに270gp相当を出費していることとなる。そう、経済的な消耗戦なのである。資本が大きければ大きいほど有利なシステムとなっている。PCsは、(拾ったワンドなのだが)お金を使うことに抵抗があり使うか使わないかを悩んでいた。
 DM的には、使ってもらったほうが後々の計算がたちやすかったのだが、、、
 D&D的には、使えるものは使って生き残ることができれば次のレベルに上がり強くなれるという構造だが、強くなってもお金は必要で、資金がカツカツだとやはり苦しい。
 メタゲーム的には、使わずに残して、死者がでたら死人装備を得て、次の新たなPCはレベル並みに装備を持っているという考え方もあるのでなんともいえない部分はある。
 相手方に斥候を出して、「あなた方はいくらお金を持っていますか?もしお金持ちならファイアーボールワンドを使います。」と聞きに行ったほうがいいのか?

・歌の歌詞
 彼らはいろいろ相談したけれども結局正面突破しました。
(昔から変わっていないということですね。)

・ワンドの運搬方法
レアラ:「ワンドが5本あるんだけど、ゴルフクラブみたいに運んでいるのかなぁ、それともガトリング砲のように筒状に配置してくるくるまわしているのかなぁ?

・では、馬車で行きましょうか。
モルゴフ:「では、ぽっくり、ぽっくり行きましょうか。」
ヴァサーゴ:「縁起でもねぇ。」

・やったーおかしい!!
 CR5の敵の所持金よりCR4の敵の所持金の方がなぜか多いことが判明したときのDMの悲鳴。28,000spも持っていかれました。

○DM感想
 予告通り戦闘主体のシナリオとしてみました。2戦目はかなりPCsには辛かったかと思います。
 2戦目もファイアーボールワンドを連発すれば確実に勝てたでしょうか、それをすると経済的に苦しくなるというジレンマに苦しんだとようです。この事態は、DMの想定外でして、生き残るためにファイヤーボール又はマジックミサイルのワンドを連発すると思っていました。ファラミアやヴァンダーミアの不参加という不運もありましたが、PCsに足りないものが少し見えたかと思います。あと、DMがお金があればもっと強くなるとPCsに示したことで、PCsに生き残る以外に強くなることへの欲が出てきた結果かもしれません。
 D&Dは、ほかのTRPGと比べると役割分担に関して非常にシビアです。
 分業が不可能ならば得意な分野をいかせられる様なシチュエーションを作ることに知恵を使う必要があります。毎回パーティーが変わる不定期キャンペーンなので難しいのですが、これは重要なことです。